自分の力量とは

未経験でも可、という求人情報を目にすることがあります。
多くは簡単な仕事なのですが、中にはゲーム開発などの特殊なものもあります。
ゲーム開発の場合、インフラエンジニアの求人が多いのですが、これはゲーム開発が活発な動きを見せているからだと思います。

街中では少しの時間を惜しむかのように、携帯電話やスマートフォンでゲームをしている人をよく見かけるようになりました。
それだけ日本ではゲームが普及し、それと共にインフラエンジニアが不足している状況のようです。
インフラエンジニアが不足している背景には、きちんとした仕事が出来るインフラエンジニアがいないことがある、と言われています。

インフラエンジニアとしての勉強をして、基本が出来ている人が少ない、というのです。
これはゲーム開発会社などに入社して、そのまま業務の流れでインフラエンジニアになった人が意外と多いことを示しているように思います。基本が出来ていないので、やがて仕事にも限界がきてしまいます。
その時に逃げ出してしまう人も多いようです。

人間は自分の力量を超えた仕事を与えられると、逃げ出したくなるもののようです。
しかもゲーム開発は時間との勝負ですから、仕事もハードになってしまいます。
ゆっくり勉強をしながら、など出来ない状況にあるのも問題かもしれません。
ですが勉強をしてきたインフラエンジニアがすぐに戦力になるか、というとそうでもないところが問題を大きくしているように思います。

いかに勉強をさせるか、また人材を育てることが出来るか、といったことも企業は求められているのかもしれません。
これからインフラエンジニアを目指す人は、企業が教育に熱心なのか、人材を育てることを重要視してるのかを見定める必要があるように思います。

ゲーム製作の中でも、プログラミングの職種の需要も高く、多くの求人が出ています。